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活動日誌2014/11/15 sat

“おもさ”を感じて

いろいろなタイプの子供たちに接していくと、一様にその表情が“自信に満ちてくる瞬間”があるように思います。遊具遊びで自分自身の体の重みを自分自身のちからで支えられるようになった時の表情です。

 

スウィングに震える手で乗っていたお子さんが、支援者の助けを借りながらロープを握る。もっと乗って楽しみたいから、握った手に思いっきり力を込めるようになり、そのうち体重をロープにかけるようになる。気が付けば体重移動を身につけて、漕いでいる

室内マットの上に吊るされた柔らかい遊具なので、大人は安心してゆっくりと付き合うことができ、その安心感はきっと子どもたちにも電波するのだろうと思います。

 

自分の体重を感じることは、重力を感じること。重力に逆らう動きを自分で獲得していくことが、子どもたちの心身の発達にとってとても大切であると考えています。

トレーニング用ウエイト(年長クラスでの実践)

固有覚刺激を必要とするタイプのお子さんに、説明の後、足首に重りを装着してもらいました。トランポリンを跳ぶときやクライミングに登りつくとき、足元の重みを実感しながら挑むことにより、より手応えを感じられるようです。

案の定、この感覚を気に入った数名は、遊びに来るたびに、「せんせーい、おもいのちょうだーい」と、要求してくるようになりました。

おもさを取り込むことにより得られた手応えが、集中力に少なからず影響を与えているかもしれません。

じぶんのおもさアトラクション

モンキースウィングを使って、どこまで飛べるかな?

マットの数字が、みんなのやる気パワーを支えてます!