活動日誌（ちば子ども発達センター）2020/10/08 thu

ゴールのその先に

 

『いろんなものが中止だったけど、運動会はどうなんですかね…』

8月頃、いろいろな不安を抱えながら会話を交わしたことを覚えています。

 

今、地域の幼稚園、保育園、小学校で、規模や形を変えながら、『うんどうかい』が、順々に行われています。

毎年、みんなの頑張りを応援しに、そっと出かけていますが・・・

今年は、いつも以上に、胸に迫るものがあります。

 

 

待つことが苦手な子は、レースの一組目に。

絶対に一番になりたい!!と願う子は、今年に限っては一番になれるように組み合わせを考えてもらっていたり。

ドキドキしやすい子は、先生の近くの場所で踊れるようにしてもらえたり。

発達段階や持ち合わせた特性に対する合理的配慮が、それぞれ展開されていました。

子どもたちやご家族にとって、自信や手応えとなる嬉しい演出でした。

 

 

 

マスクをつけながら目指したゴールのその先で、沢山の先生やお父さんお母さんに褒めてもらえた経験は、

来年、再来年のレベルアップにつながる、第一歩になるんじゃないかな…

そんな気持ちで、見守ることができました。

 

これからも続く今年の運動会シーズン。

こころからの声援を送ります！！

 

 

開催に当たり、多くの先生方が子どもたちのために、暑さ対策、感染症対策に奔走されていました。

頭が下がりました。

子ども達を整列させて消毒、

うっかり砂いじりしてしまった子に一声かけながら消毒、

レース終わって着席してまた消毒。

 

今年のこの光景は、きっと忘れられないんだろうなぁ・・・

 

 

【恵】